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福岡市平和台競技場〜福岡市西南部周回〜香椎折り返し
午後0時10分スタート
(出場選手516人、完走者343人、天候晴れ、気温13度、湿度48%)
| 名前 |
所属 |
時間 |
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| 1.尾方 剛 |
(中国電力) |
2:09:10 |
| 2.大崎 悟史 |
(NTT西日本) |
2:10:56 |
| 3.サミー・コリル |
(ケニア) |
2:11:45 |

8月のアテネ五輪301種目の最後を飾る男子マラソンには101人が出場した。油谷繁(中国電力)が01、03年世界選手権に続く5位、諏訪利成(日清食品)も6位入賞。アトランタ、シドニーと五輪2大会連続入賞者ゼロの日本の男子マラソンは、何とか名誉を挽回した。 五輪のレースは、20キロ過ぎから独走したデリマ(ブラジル)が、36キロ過ぎで沿道から飛び出してきた男に妨害される後味の悪いアクシデントがあった。デリマは3位に終わり、金メダルはバルディニ(イタリア)がさらった。
21世紀初の五輪イヤーの福岡は、伝統のエリートマラソンから市民レース化への第一歩を踏み出した。従来の参加資格記録2時間27分以内をAグループとし、さらに2時間50分以内のBグループを新設。門戸が広がり、過去最多の516人(Aグループ74人、Bグループ442人)が参加した。焦点は05年世界選手権(ヘルシンキ)の代表争い。「2時間9分30秒を切って日本人トップ」が選考基準だった。
序盤の向かい風で10キロの通過は、31分2秒のスローペース。選考基準の2時間9分30秒を切ることさえ危ぶまれた。追い風に変わり、ペースが上がると、次々と脱落者が出た。
31.6キロの折り返しでは、尾方剛(中国電力)、大崎悟史(NTT西日本)、世界歴代2位のサミー・コリル(ケニア)の3人が残った。
35キロ過ぎ。マラソン9回目、福岡3年連続出場の尾方の経験が生きた。大崎とコリルの表情をうかがい、「2人の動きが悪くなったのがわかった。あそこしかなかった」。
瞬時の判断で鋭く切り替えると2人を置き去りに。40キロまでの5キロで大崎に54秒、コリルに1分14秒差をつけ、勝負あった。
尾方は2時間9分10秒で初優勝し、2大会連続で世界選手権代表に内定。「世界選手権でメダルが取れる手応えを感じた」と語り、翌年、本当に世界選手権の銅メダルを手にすることになる。
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