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福岡市平和台競技場〜福岡市西南部周回〜香椎折り返し
午後0時5分スタート
(出場選手78人、完走者49人、天候曇り、気温14.5度、湿度72%)
| 名前 |
所属 |
時間 |
| 1.ゲザハン・アベラ |
(エチオピア) |
2:09:13 |
| 2.尾方 剛 |
(中国電力) |
2:09:15 |
| 3.エリック・ワイナイナ |
(コニカ) |
2:10:08 |

10月のシカゴでマラソン2度目の高岡寿成(カネボウ)が、日本最高記録(当時世界歴代4位タイ)の2時間6分16秒をマーク、3位に入った。2年前の福岡で藤田敦史(富士通)が出した日本最高を35秒更新した。日本男子の2時間6分台は3人目。高岡は晴れて3000、5000、1万メートルとマラソンの長距離4種目の日本記録ホルダーとなった。
その2カ月後の福岡は翌年8月の世界選手権(パリ)の代表選考会の初戦。「2時間10分を切って日本人1位」が内定の条件だった。日本人初の6分台をマークした元日本記録保持者の犬伏孝行(大塚製薬)、シドニー五輪代表の佐藤信之(旭化成)、01年ベルリンで2時間10分6秒をマークした29歳の尾方剛(中国電力)らがエントリー。アベラ(エチオピア)、ワイナイナ(コニカ)のシドニー五輪の金、銀メダリストも顔をそろえた。
5キロは15分19秒のゆったりしたペース。だが、犬伏がすぐに遅れ出す。6、7キロから右足の不調を訴え、15キロで棄権した。
先頭集団を形成するアベラ、尾方の中間点は1時間3分59秒。決して速くないが、ペースはここからさらに落ちる。20キロからの5キロのスプリットは、15分28秒、15分42秒。「このままでは(世界選手権代表内定条件の)2時間10分は切れない」と判断した尾方が、31キロ過ぎの折り返し直後に前に出た。アベラとワイナイナが追った。
35キロ手前でワイナイナが脱落。平和台競技場への坂道で、アベラがいったん抜け出したが、尾方との差が広がりかけるとペースを落とし、また並走。勝ちパターンのトラック勝負に持ち込み、残り150メートルで尾方を振り切った。アベラは2年連続3度目の福岡王者となった。 3位にワイナイナ。佐藤は39キロから歩き始め36位。アベラに2秒差で続き、シドニーのメダリストに割って入った尾方が世界選手権代表をもぎ取った。
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