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福岡市平和台競技場〜福岡市西南部周回〜香椎折り返し
午後0時5分スタート
(出場選手117人、完走者89人、天候晴れ、気温14度、湿度50%)
| 名前 |
所属 |
時間 |
| 1.ジャクソン・カビガ |
(ケニア) |
2:08:42 |
| 2.佐藤 信之 |
(旭化成) |
2:08:48 |
| 3.小島 忠幸 |
(旭化成) |
2:09:10 |

今や世界のマラソンを席巻するケニア勢が福岡で初めて優勝を飾ったのがこの年だ。同年春のパリを2時間9分36秒で制した22歳のジャクソン・カビガが、アトランタ五輪銅メダルのエリック・ワイナイナ(コニカ)やボストン3連覇の実績があるコスマス・デティらケニアを代表する走者を抑えて勝った。
一気に福岡にもケニアの波が押し寄せてもおかしくない状況が続いているが、主力が欧米の賞金レースを好むこともあり福岡でのケニア勢優勝はこれ以降途絶えている。
5キロ、10キロとも先頭集団は各5キロを15分を切るペース。決して遅くはないが、カビガだけはジリジリしていた。「福岡は平たんだから、世界記録が望める。それを狙った自分には、ペースが遅すぎた。だから前に出たんだ」
10キロ付近で抜け出すと10〜15キロのスプリットは一気に14分36秒に上がり、15キロで後続に100メートル以上の差をつけた。
後ろの様子が気になり、何度も振り返るあたりはまだ、ぎこちなさが残る走りだ。ペースは30〜35キロで15分48秒にまで落ち、38キロ過ぎで佐藤信之(旭化成)に並ばれた。
だが追いつかれると、じろりとにらんで「自分の方が余力がありそうだ」と判断。再びペースを上げ、振り切った。
初の2時間8分台にもカビガは「8分を切れなかったから」と不満をあらわにした。
一方、カビカに6秒遅れた2位佐藤は、自己記録を3分40秒も縮める2時間8分48秒でフィニッシュ。翌年、銅メダルに輝くことになる世界選手権(セビリア)の代表の座をこの走りで射止めた。同じ旭化成から、3位に22歳の小島忠幸、5位に忠幸の兄・宗幸が入った。
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