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福岡市平和台競技場〜福岡市西南部周回〜香椎折り返し
午後0時5分スタート
(出場選手100人、完走者85人、天候曇り、気温16.8度、湿度60%)
| 名前 |
所属 |
時間 |
| 1.テナ・ネゲレ |
(エチオピア) |
2:09:04 |
| 2.ローレンス・ポー |
(南アフリカ) |
2:10:29 |
| 3.ディエゴ・ガルシア |
(スペイン) |
2:10:30 |

夏のバルセロナ五輪では、森下広一(旭化成)が銀メダルを獲得し、1968年メキシコ大会で君原健二が2位になって以来のメダルを日本にもたらした。その4カ月後の福岡は、国内のトップ選手がほとんど出場を見送り、どんな新鋭が飛び出すのかが注目された。
レースは25キロまで、5キロごとのスプリットが15分前後という絶好のペース。だが、中間点まで先頭集団につけた日本勢は、前年3位の早乙女等(NEC)ら3人だけだった。それも余裕は感じられず、ついて行くのがやっとだった。
20キロ過ぎ。2月の別府大分で勝ったセロンとリコのメキシコ勢が仕掛けて、集団をジリジリ引き離す。32キロでリコが脱落し、セロンが独走態勢を築いた。
そのまま勝負は決まったかに思われたが、30キロ地点で1分近く後方にいた伏兵の20歳、ネゲレ(エチオピア)の猛追が、31キロの香椎折り返しから始まった。
セロンが30〜35キロを15分40秒にペースダウンする中、ネゲレは15分27秒に上げた。35〜40キロはさらにペースを上げ、15分1秒。37キロでネゲレがセロンをとらえると、並ぶまもなく抜き去った。ネゲレは、折り返しから7人をごぼう抜きしての逆転優勝。2位のポー(南アフリカ)は初マラソンで、アフリカ勢の層の厚さを改めて認識させた。
日本勢は早乙女が、自己記録に34秒及ばないタイムで7位が最高。9位に入った北島克己(京セラ)と10位以内は2人だけという寂しい結果だった。4年前の優勝者渋谷俊浩(雪印)は28位、前年の世界選手権5位入賞の篠原太(天満屋)は24位だった。
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