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福岡市平和台競技場〜雁の巣折り返し
午後0時15分スタート
(出場選手90人、完走者77人、天候曇り、気温12.5度、湿度93%)
| 名前 |
所属 |
時間 |
| 1.ポール・バリンジャー |
(ニュージーランド) |
2:10:15.0 |
| 2.喜多 秀喜 |
(神戸製鋼) |
2:11:09.0 |
| 3.ブルーノ・ラフランキ |
(スイス) |
2:11:12.0 |

外国選手には強豪が見当たらず、日本勢にとっては、優勝のチャンスだった。しかし、瀬古利彦(エスビー食品)はひざのけが、宗茂、猛兄弟(旭化成)もそろって足の故障で出場を見送った。前年2位の伊藤国光(鐘紡)や4年前に2位に入った喜多秀喜(神戸製鋼)、高校総体5000メートルで瀬古を破ったマラソン3回目の24歳、中村孝生(エスビー食品)らに注目が集まった。
前半は互いに相手の出方をうかがう展開で、中間点は1時間6分16秒のスローペース。そこから5キロ15分そこそこにペースが上がった。
31.5キロで参加選手中トップの記録を持つ伊藤が仕掛けると、8人だった集団はばらけ、前年11位の伏兵バリンジャー(ニュージーランド)だけが反応した。
伊藤はそこから約2キロのロングスパートを見せたが、バリンジャーを引き離しきれず、34.5キロで逆転を許す。30〜35キロを14分51秒で走り抜けたバリンジャーに対し、伊藤はこの5キロを14分57秒。以降も、ジリジリと引き離された。
結局、クロスカントリーで鍛えたスピードの切り替えを生かしたバリンジャーが、第20回大会を制したマイク・ライアン以来となる16年ぶり3度目の優勝をニュージーランドにもたらした。
伊藤はバリンジャーに1分半差の4位に沈み、伊藤のスパートに無理につかなかった喜多が追い上げて2位。中村は、歩くようにして20位でゴールし、課題を残した。
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