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福岡市平和台競技場〜雁の巣折り返し
正午スタート
(出場選手68人、完走者53人、天候曇り、気温14度、湿度55%)
| 名前 |
所属 |
時間 |
| 1.ウイリアム・ロジャース |
(米国) |
2:10:55.3 |
| 2.レオニード・モイセーエフ |
(ソ連) |
2:11:57.0 |
| 3.マシモ・マグナニ |
(イタリア) |
2:13:04.0 |

ショーター(米国)の4連勝、ドレイトン(カナダ)の2連勝と続いた「福岡の王者」に、またも北米大陸の強力ランナーが名を連ねた。1976、77年のニューヨークシティを2連覇するなど1年間に出場した8大会のうち、途中棄権のボストンを除いて、すべて優勝という人並み外れたキャリアを持つウイリアム・ロジャース(米国)だ。
レース前「マラソンは強いヤツが勝つんだ。年に6回ぐらい走ってもくたばらないような強いヤツがね」とまくし立てたロジャースの自信は、正真正銘のものだった。
ロジャースを中心に15人ほどの先頭集団が、5キロ15分19秒、10キロを30分38秒とイーブンペース。典型的なサバイバルレースとなった。
15キロで集団は12人となり、日本選手は3人。さらに集団は絞られ、折り返しでは外国勢2人と日本勢2人に。ロジャース、阪本峰照(日立造船)、宗猛(旭化成)、モイセーエフ(ソ連)の順で通過した。
だが、日本勢で最有力と見られた宗猛が29キロ手前で失速。モイセーエフも30キロで脱落。小柄な阪本が、唯一、ロジャースに食い下がったが、34キロで離れた。
その後独走となったロジャースは、41キロの給水を立ち止まってとる余裕も見せて、同年の世界最高となる2時間10分55秒3でフィニッシュ。これで外国勢の7連勝となった。
日本勢ではマラソン2度目の早大2年、瀬古利彦が健闘した。福岡初出場ながら35キロ以降によく追い上げて日本人最高の5位に入り、大器の片鱗をチラリと見せつけた。
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