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福岡市平和台競技場〜雁の巣折り返し
午後0時半スタート
(出場選手62人、完走者44人、天候晴れ、気温15度、湿度66%)
| 名前 |
所属 |
時間 |
| 1.ビル・アドコックス |
(英国) |
2:10:47.8 |
| 2.采谷 義秋 |
(竹原高教) |
2:12:40.6 |
| 3.上岡 忠明 |
(東洋工業) |
2:13:37.6 |

平和台競技場発着はそれまでと変わらないが、コースは市街地の一部が、交通混雑緩和のために変更された。かつて数々の勝負を分けた赤坂門の直角カーブも消滅。選手にとっては心理的な負担が大きい曲がり角が一つ減ったことで、走りやすくなったと言えた。
だが、そんな駆け引きの名所の有無とは無関係に、レースは後半、またも海外招待選手の一人舞台となった。
メキシコ五輪5位入賞のアドコックス(英国)が、30キロ手前で集団を抜け出し、前年クレイトン(豪州)がマークした2時間9分36秒4に次ぐ、世界歴代2位の好記録で圧勝した。スタートから40キロまでの5キロごとをすべて15分16〜49秒に収める安定ぶりだった。
前年に2時間11分17秒0で2位に入った佐々木精一郎(九州電工)が、大会3日前の練習中に右ふくらはぎを痛めて欠場。メキシコ五輪銀メダルの君原健二(八幡製鉄)も出場を見送っていた。
日本勢では、メキシコ五輪代表から漏れ、補欠に甘んじた広島の采谷義秋(竹原高教)が健闘した。
30キロ手前までは、一般参加の上岡忠明(東洋工業)とともにアドコックスにぴたりとつけた。アドコックスにリードを許した30キロ以降も大崩れせず、2時間12分40秒6の自己記録をマーク。同年の日本最高記録となった。
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